Bitget、GMO-Z.com Cryptonomicsを買収へ、10月31日の完了を目指す
重要ポイント
- •BitgetはGMO-Z.com Cryptonomics(タイ)の買収に動いており、取引完了は2026年10月31日を目指している。
- •GMOの開示資料では、買収主体はBTGT Managementとされ、9月22日に新設された資本金200万タイバーツの会社であることが明らかにされた。
- •当初の提出書類には買い手としてBitgetの名はなく、取引所が本件での役割を確認したのは10月20日になってからだった。
- •本件の取引構造は、国ごとの暗号資産ライセンス規制に対応するため、取引所が確立された現地事業者を買収するという業界のパターンを反映している。
- •2018年設立でデリバティブ取引とコピートレーディングで知られるBitgetは国際展開を進めており、買収対象は東京に本拠を置くGMOインターネットグループの系列企業。

暗号資産取引所Bitgetは、GMO-Z.com Cryptonomics(タイ)の買収に動いており、取引は2026年10月31日の完了を目指している。Bitgetは10月20日、本件における自身の役割を確認した。
買収主体はGMOの開示資料から判明した。それによると、買収を目的として新たに設立されたBTGT Managementが買い手とされており、同社は9月22日に資本金200万タイバーツで設立されたという。提出書類にBitgetの名は記されておらず、Bitget自身が関与を確認したのは10月20日になってからだった。
本件の取引構造は、業界でよく知られたパターンに合致する。特定の国内市場への参入を目指す取引所は、ゼロから事業を構築するのではなく、確立された現地法人の事業者を買収する道を選ぶことが多く、特に暗号資産取引が国ごとのライセンス制度によって規制されている市場ではその傾向が顕著である。9月のBTGT Management設立から目標とされる2026年10月31日の完了までの約1年の期間は、事業継承の具体的なスケジュールを示すものであり、完了まで取引は発表段階にとどまっている。
関係各社について
Bitgetは2018年設立の主要なグローバル暗号資産取引所で、デリバティブ取引やコピートレーディング機能で広く知られている。同社は近年、ライセンス取得や地域パートナーシップを通じて国際的な拡大を進めている。
GMO-Z.com Cryptonomics(タイ)は東京に本拠を置く日本のインターネット大手GMOインターネットグループの系列企業であり、同グループの金融サービス部門はアジア各地の市場で暗号資産取引事業を展開している。
本件を注視する読者にとって、今後の注目点は完了そのものと、双方からの追加開示である。これまでの情報は段階的に判明しており、まずGMOの提出書類で新設の買い手が明らかになり、その後10月20日にBitgetが関与を確認した。
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