ニュース暗号資産純資産1,000億ドルが目前に迫る中、IBITが3億1,400万ドルのビットコインETF流入の90%超を獲得

純資産1,000億ドルが目前に迫る中、IBITが3億1,400万ドルのビットコインETF流入の90%超を獲得

著者: Cryptopolitan·

重要ポイント

  • 米国のスポットビットコインETFは火曜日に3億1,437万ドルの流入を記録し、連続流入を7営業日に延ばした。
  • ブラックロックのIBITは2億8,442万ドルを集め、当日のビットコインETF流入の90%超を占めた。流出を記録したビットコインETFはなかった。
  • 米国のスポットビットコインETF全体の純資産合計は990億5,000万ドルに達し、上場以来の累計純流入は543億6,000万ドルに上昇した。
  • スポットイーサリアムETFは1億7,980万ドルを獲得し、ブラックロックのETHAが牽引、カテゴリー全体で7日連続の流入を維持した。
  • ソラナETF、4つのXRPファンド、HYPE ETFにも新たな資金が流入した。ビットコインとイーサリアムの価格は直近の高値から後退している。
純資産1,000億ドルが目前に迫る中、IBITが3億1,400万ドルのビットコインETF流入の90%超を獲得

米国のスポットビットコインETFは火曜日、3億1,437万ドルの資金を吸引し、流入基調を7営業日連続に延ばして、合計純資産を1,000億ドルの大台目前となる990億5,000万ドルまで押し上げた。2024年1月に米国で取引を開始したこれらのファンドは、日々の設定・解約が、規制されたビットコインへのエクスポージャーに対する機関投資家やアドバイザーの需要を測る手がかりとなるため、注視されている。

資産残高で米国最大のスポットビットコインファンドであるブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)は、2億8,442万ドル、すなわち当日の総額の90%超を吸収した。残りの2,995万ドルは、資金を吸引した他の4ファンドで分け合った。フィデリティのFBTCが1,545万ドル、グレースケールのBitcoin Mini Trustが698万ドル、モルガン・スタンレーのMSBTが452万ドル、BitwiseのBITBが300万ドルをそれぞれ受け入れた。当日、流出を記録したスポットビットコインファンドはなかった。

IBITの優位性は、市場における同ファンドの中長期的な地位と符合している。1月には、Cryptopolitanが、同ファンドがスポットビットコインETFの取引量のほぼ70%を占め、運用資産残高が660億ドルを超えていると報じている。

月間・累計額が上昇

スポットビットコインETF全体では、総取引額は35億2,000万ドルに達した。今週の7営業日で25億7,000万ドルが集まり、8月の流入額は現在30億3,000万ドルで、2025年10月の月間合計には3億9,000万ドル届かず、残り4営業日を残している。

この回復により、年初来の純流出幅は半分以上縮小して22億6,000万ドルとなり、上場以来の累計純流入は543億6,000万ドルに達している。

ブラックロックはイーサリアムETFでも首位

2024年7月に米国で上場したスポットイーサリアムETFは1億7,980万ドルを獲得し、8月25日(火)時点で7日連続の流入を延ばした。ブラックロックのETHAが1億4,644万ドルで首位に立ち、フィデリティのFETHが2,575万ドル、ブラックロックのETHBが761万ドルで続いた。同資産運用会社の2ファンド合わせて、当日のイーサリアム資金フローの大半を占めた。イーサリアムETF全体の純資産は148億8,000万ドルである。

その他の暗号資産ETFにも新たな資金が流入した。ソラナETFは3,225万ドル、4つのXRPファンドは2,387万ドル、HYPE ETFは751万ドルをそれぞれ受け入れた。これらのアルトコイン商品は米国の暗号資産ファンド群に加わった比較的新しい製品であり、ビットコインやイーサリアム以外への投資家の関心を測る試金石として、その初期の資金フローが注視されている。また、Cryptopolitanが報じたところによれば、グレースケールはZcash TrustをETF「ZCSH」に転換し、NYSE Arcaで取引されている。8月24日時点で、同ファンドは約3億1,400万ドルの資産と約387,200 ZECを保有している。この転換は、グレースケールが2024年にビットコインとイーサリアムのトラストで用いたのと同じ、トラストからETFへの転換手法に沿うものである。

ETF需要が高まる中で価格は軟化

ビットコインは一時8万ドルラインを突破した後に押し戻され、水曜日にはCoinGeckoによれば78,447.81ドルで取引された。CoinGeckoによれば、イーサリアムは執筆時点で2,462.96ドル、0.4%下落で取引されている。両資産とも週間では大幅に上昇しており、ビットコインは+14.6%、イーサリアムは+17.9%となっている。

Alternative.meが公表するセンチメント指標であるCrypto Fear & Greed Index(暗号資産恐怖・強欲指数)は74から65に低下し、引き続き「強欲(Greed)」の領域にあるものの、熱は和らぎつつある。現物価格が失速する中でも、暗号資産ETFへの需要は拡大し続けている。