アポロ・ホスピタルズ株、FY27の病院事業売上成長見通し引き上げで4%上昇
重要ポイント
- •アポロ・ホスピタルズの株価は、経営陣がFY27の病院事業売上成長見通しを引き上げた後、4%上昇した。
- •同社は、FY27の新設病院について₹140 croreから₹150 croreのEBITDA損失を見込んでおり、3月期の決算説明会で示した見通しから変更はない。
- •新規開設施設は、病院網全体が拡大していても、通常はフル稼働に達するまでEBITDAベースで損失が続く。
- •アポロ・ホスピタルズが4月始まり3月終わりの会計年度を採用しているため、2026年6月期はFY27の初回四半期となる。
- •1983年にDr. Prathap C. Reddyが設立し、チェンナイに本社を置くアポロ・ホスピタルズは、インド最大級の民間病院運営会社であり、薬局小売、診断、デジタルヘルスケア事業も展開している。

アポロ・ホスピタルズ・エンタープライズは、同社経営陣が2026-27年度(FY27)の病院事業に関する売上成長見通しを引き上げたことを受けて、株価が4%上昇した。
CNBC-TV18の報道によると、経営陣はFY27における新設病院の利払い・税引き・減価償却前利益(EBITDA)損失を₹140 croreから₹150 croreと見込んでいる。この数値は、同社の3月期決算説明会で示された見通しから変更されていない。
新設病院が稼働率を十分に高めるには通常時間がかかるため、既存の病院網全体の事業が拡大していても、最近開設した施設はEBITDAベースで損失が続くことが多い。今回のコメントは、CNBC-TV18による同医療事業者の第1四半期決算報道の一環として伝えられた。アポロ・ホスピタルズは4月から3月までを会計年度としており、2026年6月期はFY27の初回四半期、3月期は前年度FY26の最終四半期となる。
EBITDA損失見通しは同社の新設病院に限定される一方、引き上げられた売上成長見通しはFY27の病院事業全体を対象としている。これら2つの数値は、病院事業の売上成長がより強まる一方で、新規開設施設が引き続き拡張コストを吸収する1年を示している。このバランスは、FY27の残りの四半期において、病院稼働率や稼働ベッド1床当たり平均収入など、同社の定期的な四半期開示に表れる見通しだ。
チェンナイに本社を置くアポロ・ホスピタルズ・エンタープライズは、インド最大級の民間病院運営会社の1つである。1983年にDr. Prathap C. Reddyが設立し、全国で複数診療科の病院網を運営するほか、薬局小売、診断、デジタルヘルスケア事業も手がける。インドの上場病院セクターでは、Max Healthcare Institute Ltd.やFortis Healthcare Ltd.などが競合に含まれる。同社株は、National Stock Exchange of Indiaで銘柄コードAPOLLOHOSPとして、またBSEに上場している。